メルカリのシェアサイクル「メルチャリ」が今月27日より開始、まずは福岡から
2018/02/23 公開
/2021/01/03 更新
破竹の勢いのメルカリですが、昨年9月に発表していたシェアサイクル事業への参入を100%子会社の「株式会社ソウゾウ」が実行に移しました。「メルチャリ」という覚えやすくかつインパクトのあるサービス名称を引っさげて福岡に上陸します。
シェアサイクルといえばドコモの「スマートシェアリング」、ソフトバンクの「HELLO CYCLING」が有名ですが、メルチャリの大きな違いは乗り降りを行うポートの設置場所です。
メルチャリでは乗り降りが別の場所で可能なポートの設置を店先やオフィス前、個人宅などへの展開も予定しており、公式サイトではポート登録のための専用ページも用意されています。
レンタルから返却までは全てスマートフォンで完結。メルカリIDと連携することで登録も簡単に行えるとしています。料金は4円/分の細かい刻み。ユーザー自身が行う違反報告や放置自転車のケアなどのアクションを行うことでマイルやメルカリポイントが貯まるコミュニティ要素も取り入れる予定です。
自転車に内蔵されたGPSを利用し自転車の駐輪場所を常に把握し、前述のポートを最適な状態に保つ体制で、カスタマーサポートも365日実施するとしています。
使用される自転車は20インチ、3段階ギア、日本製の非電動アシスト自転車。カラーはレッドのみ、カゴ、ライト、ベルも用意。鍵はスマートロック機能を備えており、QRコードを利用して解錠するようです。
サービス開始第一弾は2月27日より福岡市から。初期ポート数は50、自転車は400台以上の設置を予定しており、夏頃までにエリアの拡大と2,000台程度の自転車の投入を予定しています。
今後の拡大地域も気になりますが、まずは確実なスタートが切れるよう期待しましょう!