猫と杓子

任天堂公式、ソフト30本収録の手のひらサイズファミコンが登場!

2016/09/30 公開

/

2021/01/03 更新

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ登場!

ホームメニュー画面

ファミコンが発売されたのが1983年7月。今では任天堂のオンライン配信である「バーチャルコンソール」でWiiや3DSでファミコンソフトを楽しむことができますが、本日発表された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」は、ソフトを30本内蔵した小さいファミコン本体として発売されます。発売は11月10日、価格は5,980円(税別)、HDMI、USBケーブルも同梱されます。Amazonでは現在予約受付中。

ソフトは内蔵されているのでカートリッジを交換する必要はありません、というよりカセットを挿すこと自体ができません。内蔵ソフトは全30本。1983年から93年までの11年間にファミコン及びディスクシステムで発売されたタイトルの中から厳選されたものが収録されています。

本体サイズはファミコンを約60%に小型化。そのためコントローラも小さくなっています。また、IIコンのマイクは見た目のみでマイク自体の機能はありません。裏技としてマイクを使う「たけしの挑戦状」や「ドラえもん」が収録されていないのでご安心を。

テレビとはHDMIで接続し、電源はUSBからの給電と見た目はファミコンでも今風のスタイル。クッキリ鮮明な画面では懐かしさを味わえないコアな方向けに、ブラウン管風ボケ具合に画面表示できるニヤリとしてしまうモードもあります。

アナログテレビモード

収録ソフト

タイトル名 発売日 メーカー名
ドンキーコング 1983/7/15 任天堂
マリオブラザーズ 1983/9/9 任天堂
パックマン™ 1984/11/2 ナムコ
エキサイトバイク 1984/11/30 任天堂
バルーンファイト 1985/1/22 任天堂
アイスクライマー 1985/1/30 任天堂
ギャラガ™ 1985/2/15 ナムコ
イー・アル・カンフー 1985/4/23 KONAMI
スーパーマリオブラザーズ 1985/9/13 任天堂
ゼルダの伝説 1986/2/21 任天堂
アトランチスの謎 1986/4/17 サンソフト
グラディウス 1986/4/25 KONAMI
魔界村® 1986/6/13 カプコン
ソロモンの鍵 1986/7/30 テクモ
メトロイド 1986/8/6 任天堂
悪魔城ドラキュラ 1986/9/26 KONAMI
リンクの冒険 1987/1/14 任天堂
つっぱり大相撲 1987/9/18 テクモ
スーパーマリオブラザーズ3 1988/10/23 任天堂
忍者龍剣伝 1988/12/9 テクモ
ロックマン®2 Dr.ワイリーの謎 1988/12/24 カプコン
ダウンタウン熱血物語 1989/4/25 テクノスジャパン
ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ 1989/12/22 テクノスジャパン
スーパー魂斗羅 1990/2/2 KONAMI
ファイナルファンタジー®Ⅲ 1990/4/27 スクウェア
ドクターマリオ 1990/7/27 任天堂
ダウンタウン熱血行進曲
それゆけ大運動会
1990/10/12 テクノスジャパン
マリオオープンゴルフ 1991/9/20 任天堂
スーパーマリオUSA 1992/9/14 任天堂
星のカービィ 夢の泉の物語 1993/3/23 任天堂

個人的おすすめタイトル

同年代では珍しく幼い頃からファミコンに明け暮れていた私のオススメタイトルは……

エキサイトバイク

エキサイトバイク

簡単操作で楽しめる横スクロールレースゲーム! 当時はこのスピード感にワクワクドキドキしたものです。CPUを転げさすというレースゲームとしては斬新な手法や、坂道を転げながら登っていくその姿は今でも笑えること間違い無しです。

コースエディット機能も付いているので、長く遊べる一品です。ジャンプ台を連続して置くのは誰もがやったことでしょう( ´ー`)y-~~

ソロモンの鍵

ソロモンの鍵

固定一画面クリア型のアクションパズルゲーム! 足場となるブロックを作ったり消したりできる主人公、魔法使い・ダーナを操作し進んでいくのですが、操作感は良いものの非常にシビアなタイミングを必要とされる場面が何度も出てくる高難易度パズルゲームです。

ファミコンにありがちなノーヒントのアイテムも存在するため、発売当時にトゥルーエンドを見られる人はほとんどいなかったのでは? もちろん私は当時何度やっても序盤で死んでました( ´ー`)y-~~

アトランチスの謎

アトランチスの謎

アトランティスではなくアトランチスな横スクロールアクションゲーム! 大きな特徴は各面のクリアが細かい分岐になっていること。クリアとなる扉が一つの面に何個もあるため、常にステージ間をワープするような感覚です。さらに特定の場所で死ぬことでワープしたりとこちらもノーヒントでは分かりようのない隠し要素が満載です。

キャラのアクション自体にも癖があり、モンスターを倒すのではなく避けていくスタイル。十字キーでの操作に慣れないとクソゲー扱いされやすい一品です。開発者の神経を疑うような配色のステージも多いので、不思議な気分になれます。また、ステージBGMが素晴らしいので一聴の価値ありです( ´ー`)y-~~