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19 November

iPad mini Retinaの色域は他機種と比べ狭いことが明らかに

iPad mini Retina 色域比較

先日発売されたiPad mini Retinaモデルに関して、色の再現度を表す色域が他機種と比較し劣っていることが海外メディアの検証で発覚しました。

 色域とは液晶ディスプレイなどに表示されたものがどこまで本来の色を再現できるのかを表す言葉であり、ディスプレイ性能を表す際に「色域が広い」などと使用されます。

 そこで先日発売された「iPad mini Retina」と現行販売されている他機種と比較した結果、色域が低いという検証結果を海外メディア「AnandTech」が発表しました。

 と、その前に「iPad mini Retina」と言えば満を持してRetinaディスプレイを搭載した最新型のiPadファミリー。解像度が一気に上がったため肉眼では認識できないほどの細かいドットで作られています。まずはその差がよく分かる画像をご覧ください。

iPad mini Retina ディスプレイ比較出典:AnandTech
左:旧iPad mini、右:iPad mini Retina

 このようにアイコン1つとっても非常に細かい描写が可能になるわけです。

 Retinaディスプレイになることにより「綺麗」と呼ぶに相応しい評価を得られますが、色をどの領域まで映しだすことが出来るかどうかの色域となると話は別なのです。それが分かる比較画像が次のものです。

iPad mini Retina 色域比較出典:AnandTech
左:iPad Air、右:iPad mini Retina

 AnandTechでは「画面の左下にある赤い三角に注目してほしい」とあり、メッセージアイコンの背後にある赤い三角を見比べてみるとiPad mini Retinaでは映える赤とは言えずオレンジに見えなくもありません(皆さんお使いのディスプレイによっても色の見え方は若干違います)。青い部分も若干くすんだ色のように見えます。

 ※大きい画像は記事最下部にAnandTech該当記事へのリンクからご参照ください。

 さらに「Kindle Fire HDX 7」、「iPad mini Retina」、「Nexus 7(2013)」それぞれの色域を表した画像が海外サイト「DisplayMate」により作成されています。

色域3機種比較出典:DisplayMate

 この画像は家電量販店などのモニターコーナーで見かけた方も多いのではないでしょうか。sRGBと呼ばれるディスプレイで表現できるカラースペース(色域とほぼ同義)の国際的な規格であり、どこまでの色表現ができるかを表したものです。sRGBカバー率100%などと謳い文句にもされます。

 画像の黒い三角(見辛いですが)がsRGBの領域。三角の面積が大きければ大きいほど色域が広いことになりますが、残念ながらiPad mini Retinaは一番面積が低いのです。こうして見るとNexus 7(2013)の色域の広さにも驚きますね、特に青方面に対し強い様子です。

 さて、並べて比較すると残念な気分になってしまいますが、ユーザーが使う際には他機種と比較する機会は少なく、DTP関連の仕事をしない限り慣れてしまえばあまり気にならないかと思います。

 色域云々は置いといて、デザインや処理速度など充分快適な機種と言えるiPad mini Retina、日本でもまだまだ人気は衰えないでしょうね。

関連リンク

リンゲルブルーメン
「iPad mini Retina」の色表現力は低く─他機種との比較で明らかに
AnandTech
Apple iPad mini with Retina Display: Reviewed(英文)
DisplayMate
Kindle Fire HDX 7 – iPad mini Retina – Nexus 7 Color Gamuts(英文)

AdobeRGBもあります

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