08 December

スマホの通話料を半額にする「楽天でんわ」がスタート。しかし注意点も

楽天でんわ

「楽天電話」ではなく「楽天でんわ」。現在の電話番号そのままで通話料を半額に落とせるという謳い文句のサービスがスタートしました。しかし注意点もあるので併せてご紹介します。

 楽天は専用アプリ経由の発信により、現在の電話番号そのままでスマートフォンの通話料を半額に落とせるという「楽天でんわ」サービスを公開しました、サービス提供者はフュージョン・コミュニケーションズです。

楽天でんわ

 通話料は相手を問わず30秒10.5円(税込み)、一般的な通話料30秒21円と比較した場合半額になるとしています。キャリア独自のオプションによる割引きは考慮していません。

サービスの仕組み

 楽天でんわと比較されやすいサービスとして、「050 plus」や「LaLa Call」に代表される050から始まる番号が取得できるIP電話サービスが存在します。しかしこの楽天でんわはそれらとは全く質の異なるサービスです。

 050番号を利用するサービスはインターネットを経由したデータ通信と同様のサービスです(厳密には違いますが)、同じ050アプリ利用者間では通話無料や固定電話への格安通話などのメリットがあります。

 しかし楽天でんわは通話先番号の頭に「0037-68-」を付加することにより携帯電話事業者間にフュージョンの回線網を利用することになり、通話品質は普段と変わらずかけることができます(フュージョン網を使うので「変わらない」とは言い切れませんが)。 

 この仕組みは固定電話時代のマイラインと同様のものです、過去様々な会社が同様のサービスを提供していました。

通話品質は変わらず

 また、アプリ上から発信するものの既存の通話回線を利用するため専用の電話番号は貰えません。人によっては新しい番号が貰えないことをデメリットと取る方もいますが、これはメリットの一つと言えるでしょう。

通話方法

 楽天でんわに登録後、通話には専用アプリを利用することになります。「0037-68-」の付加番号はアプリによって自動的に付けることができます。

「0037-68-」を自動的に付加

 アプリ利用料や初期費用/月額基本料は全て無料。通話に使われた料金だけ発生します。

注意点

 まず「必ずしも安くなるわけではない」ということです。

 スマートフォンが市場に溢れるにつれ、携帯各社の音声通話プランの選択肢は非常に少なくなってきました。ガラケー時代に多かった無料通話分を含んだプランは全滅しつつあります。しかし同キャリア通話では無料になる場合や前述の050番号を利用している場合はかえって高くなる恐れがあります。

 まず同キャリア通話など無料になるパターンでは楽天でんわを使ってしまうと有料になります、これは一番マズイ状況です。対処法としてアプリ内でリストを作成することができるため、事前に登録しておけば回避することができます。アプリが自動判別して最も安い方法で掛けてくれれば最良ですが、今のところは手動での登録が必要です。

 次に050番号を利用している場合。

 050番号を利用した場合は元々楽天でんわより安い事が多く、「050番号/無料通話/格安料金」または「通常の携帯番号/料金は若干安く/高品質」のどちらを取るのかというお話です。

 利用シーンにより使い分けるという方法も可能ですね。

支払い方法など

 楽天でんわには通話料金を、契約している携帯キャリアへは基本料金/オプション料金などを支払うこととなります。

 支払い方法は現在クレジットカードのみ。楽天カード、VISA、MASTER、JCB、American Express、Diners Clubに対応しています。

 また、通話料100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。さらに楽天カードなら100円につき2ポイント(いつものお約束)!

対応機種

 iOS 4.3以上、Android 2.2以上が動作対象ですが、公式サイトでは動作確認/不具合確認済み端末がそれぞれ記載されています。 利用を検討されている方は必ず目を通しておきましょう。

その他

 スマートフォン向けのお話でしたが、実はフィーチャーフォン(ガラケー)でも利用が可能!

 楽天でんわに登録後、相手の番号の前に「0037-68-」を入力するだけです、ただしアプリが対応していないため全て手動。無料通話分が基本料金に含まれる場合は無視されるので注意が必要です。

関連リンク

楽天
楽天でんわ

TVCMも流れていました

  • TOPへ戻る
  • Tweetボタン
  • いいねボタン
  • Google+ボタン
  • はてブボタン
  • POCKET